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大規模相続紛争(相続争い)とは

大規模相続紛争(相続争い)とはどのようなものか

大規模相続紛争(相続争い)とは何か ~大規模相続紛争は、「紛争」でなく「戦争」である

『大規模相続紛争』と聞いて何を想像するでしょうか。

  1. 莫大な財産を巡る、紛争でしょうか
  2. それぞれ社会的地位の高い相続人達(大企業経営者や著名人)が当事者となる、紛争でしょうか
  3. マスコミの好餌になるような事件でしょうか
  4. 訴訟をはじめとする、様々な法的手続が実行される事件でしょうか
  5. 紛争の経過や結果が、社会や経済に大きな影響を及ぼすものでしょうか

実際に、このような紛争の当事者として実体験のある方は稀でしょう。ですが、そのような経験がない大多数の方において、テレビや映画、小説で得た知識を基に、想像力を逞しくして考えると、多かれ少なかれ、上記1~5のようなイメージをお持ちになると思います。

では、大規模相続紛争の実態はどうかといいますと、上記の1~5のイメージは、大体合っています。しかし、上記の1~5のイメージは、まだ『大規模相続紛争』の一要素にすぎず、極めて表層的な見方に過ぎません。

現実の『大規模相続紛争』は、1~5の側面を全て包含しつつも、通常の相続紛争に比べて、圧倒的に、事件の広がり(裾野)があり、また事案の奥行が深く、解決に至るまでに、ありとあらゆる手続(法的手続はその一部に過ぎません)が必要となるものです。

そして、問題解決のために、必要な手段を創造(発見、発明)する知力と、それを実行する行動力が必要になります。

     

例えば、囲碁や将棋のような頭脳を使うボードゲームは、プレーヤーが有力なプロ棋士の領域になりますと、その読みの深さや相手の打った(指した)手に対する対応力が、素人から見て、時に神業のように感じ、その能力に感嘆することがしばしばあります。

自ら適切な作戦を立て、また相手の手を予測して、さらにそれを上回る読みをする、という点では、大規模相続紛争解決のために必要な手段を創造する知力、という面で共通するところがあります。

他方で、ボードゲームと、大規模相続紛争とは、根本的に異なる点があります。それは、ボードゲームでは、盤上の広さ(升目)は限られており、しかも盤上に置かれた石(あるいは駒。将棋であれば、駒台の上に載っている持ち駒も)は、プレーヤーは全て見通した上で作戦を立案することができます。しかしながら、大規模相続紛争においては、そもそも事案の全局というものが、どのくらい広いのか、また、相手方の現在地はどこなのか、相手方はどのような武器(強み)を握っているのかを、正確に把握することは困難です。しかも、事件の当事者は、自分自身のことについてすら、どのような有利な武器(強み)を持っているか、或いは適切な手法を行使すれば、そうした有利な武器を獲得できるのかについて、自覚がないのが通常と言えます。

また、大規模相続紛争と囲碁や将棋とのさらに決定的な違いは、それらのボードゲームが先手と後手で交互に一手一手指し進めるものであるのに対し、大規模相続紛争では、必要な手であれば、何手でも同時に指すことができるということです。また、その指し手の種類も、法に抵触するものでない限り、無限にあり得るということです。

このように、大規模相続紛争の「大規模」とは何か、という問いに対しては、単純に財産の規模とか、社会的影響の多寡ということだけでなく、むしろ、財産が多く、社会的影響が大きいということであるがゆえに、紛争の解決に当たり、“無尽とも思われる事件の背景と、奥行きとを、創造的な手段を使って明らかにし、かつ、把握し得た事実から、問題解決に至る適切な手段を探求し、そうして温めた手段を時と場面の推移に応じて取捨選択し、それにより既定となった方針については、極めて高度なレベルでその任務を遂行する”という、人間の持てる力を総動員するという意味で「大規模」なのです。

このような意味で、大規模相続紛争とは、知力、体力、創造力、組織的対応力、財力等を駆使した総力戦であり、それゆえ、それはもう通常の弁護士が扱う民事事件とは異なり、(暴力こそ行使しない)「戦争」と呼ぶべきものなのです。

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