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解決例

第1 遺産分割案で当事者間にはなはだしい対立のあった事例

事例11 非上場会社の株の価値が問題となったケース

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相続関係

父が逝去、相続人は相談者(長女)と相手方(長男)。

財産の内容

非上場会社の株式

相談内容

父が家内工業を興しており、兄に既に代表取締役の地位を譲っていたので、会社の株式を兄が取得することに特段反対はしていませんでした。
しかし、兄は、会社の株式の価値は1億円程度であり、私に5,000万円の代償金を支払うと言って聞きませんでした。
私は会社の株式に興味はありませんでしたが、遺産は公平に分けるべきであるのに、株式の価格の提案があまりに一方的で納得することができませんでした。

結果

当方は当グループ所属の税理士とタッグを組み、法務的な観点と税務的な観点から株式の価値をできるだけ高額に評価し、1億8,000万円は下らないと算定した上で、改めて相手方と交渉しました。
結果として、相手方が遺産を全て取得した上で、当方に代償金8,000万円を支払うという形で合意が成立しました。