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解決例

第1 遺産分割案で当事者間にはなはだしい対立のあった事例

事例25 予期せぬ相続人から調停を申し立てられたケース

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相続関係

母が逝去、相続人は相談者(長男)と 相手方(異父姉)。

財産の内容

不動産

3億8,000万円

アパートとその敷地

抵当債務

2億9,000万円

金融資産

1,000万円

相談内容

私は母が亡くなるまでずっと同居していましたが、母が亡くなってから、母は私が生まれるまでに離婚していて、養子に出された異父姉がいることが判明しました。
相手方もそのようで、何を考えているのか分からないまま、調停を申し立ててきました。

結果

相手方は当初、不動産の評価額を3億7,000万円とするとともに、当方の特別受益を主張して約6,500万円を求めてきました。
これに対して当方は、不動産は2億9,000万円にとどまり、当方に特別受益は存せず、むしろ寄与分があるとの反論を主張しました。
結果として、
(1)全ての遺産と債務を当方が取得する。
(2)代償金として約2,800万円を支払う。
という調停が成立しました。