解決例
第1 遺産分割案で当事者間にはなはだしい対立のあった事例
事例18 相続人とコンタクトが取れなかったケース
相続関係
夫が逝去、相続人は相談者(妻)、甥姪と相手方(長男)。
財産の内容
不動産
2,500万円
相談内容
主人が亡くなって早急に遺産分割協議を行う必要がありました。しかし、なぜか義兄が、理由もなく私にはもう会わないなどと言ってコンタクトが取れず、自宅を訪問してみるもやはり面談を拒絶されて途方に暮れていました。
結果
当方は、相手方との交渉経緯、当方の希望分割方針、適切な代償金額を調停委員に提示し、相手方の反応がなければ早急に「調停に代わる審判」に踏み切ってほしい旨を説きました。
結果として、大手2社の不動産査定書の平均値を以て相手方の代償金とし、全ての遺産を当方が取得した上で、代償金として180万円を支払うという審判が出るに至りました。