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解決例

第4 遺留分が問題となった事例

事例14 生命保険金の持戻しの範囲を加味しながら価格賠償金を折衝したケース

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相続関係

父が逝去、相続人は相談者(長女)と相手方(二女)、相談者の長女(孫養子)。

財産の内容

不動産

9,500万円

金融資産

3,500万円

相談内容

父が亡くなってから、全ての遺産を当方に譲るという公正証書の遺言が見つかりました。
他方で、父は、当方に約3億円及び当方の子2名(長女とは別)に対して約4億円の生命保険契約を締結していました。
このような事情の中、相手方は納得がいかないとして、遺留分減殺を求めて訴えを提起してきました。

結果

まず、相手方から和解金7,100万円の提示がありました。これに対して当方は、保険金の持戻しを一部除外した5,400万円から交渉を始め、最終的には、(1)当方が遺産の全てを取得した上で、(2)遺留分の価格弁償金として6,500万円を支払うという和解が成立しました。