解決例
第4 遺留分が問題となった事例
事例10 当初の遺留分提示額で解決に至ったケース
相続関係
父が逝去、相続人は相談者(長男)と相手方(二男、三男)の3名。
財産の内容
不動産
2,500万円
金融資産
3,500万円
相談内容
遺産を全て私に譲るという公正証書の遺言が見つかりました。
これに対して相手方は遺留分を訴えてきましたが、兄弟で争いたくなかった私は解決金として1,000万円を提示しました。
しかし、相手方は、1,000万円では到底納得ができず、遺産中の不動産を譲るか、あるいは2,500万円を支払えと譲りませんでした。
結果
当方は淡々と相手方の主張を弾劾し、反証していきました。
結果として、当初のとおり相手方に1,000万円を支払うという形で和解が成立しました。