解決例
第5 その他の相続争いの事例
事例1 私名義の財産まで遺産だと言われたケース
相続関係
被相続人は母、相続人は相談者(長女)と相手方(長男)。
財産の内容
相談内容
母が亡くなってから相手方と遺産分割協議を進めるため、財産の調査を始めました。
すると、あろうことか相手方は私名義の貸付信託についても母の遺産であるとして私を訴えてきました。
結果
相手方は、係争の貸付信託が母の援助を基礎とするものであり、実質的には母の遺産と評価されるべきであると主張しました。
これに対して当方は、相手方が主張する遺産の基準が曖昧であり、相手方が恣意的に遺産と判断していると徹底的に弾劾していきました。
結果として、相手方の請求は棄却、当方の全面勝訴となりました。