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判例No. 1015
東京高等裁判所 平成19年(ネ)第799号 養子縁組取消請求控訴事件
事件番号 | さいたま地方裁判所熊谷支部判決/平成25年(ワ)第364号 |
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判決日付 | 平成19年7月25日 |
判示事項 | 詐欺による養子縁組の取消請求権は養親又は養子だけが有するとして、養親の実子からの縁組取消しの訴えが却下された事例。 |
判例No. 1014
東京地方裁判所 平成17年(ワ)第18176号、平成17年(ワ)第27302号 相続権不存在確認等請求、建物明渡等請求反訴事件
事件番号 | 東京地方裁判所判決/平成17年(ワ)第18176号、平成17年(ワ)第27302号 |
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判決日付 | 平成19年7月12日 |
判示事項 | 自筆遺言証書中の日付の訂正について、訂正の場所に押印されているが、変更場所の指示及び変更した旨の付記、署名が欠けている場合に、日付の訂正は有効に行われたとされた事例。 |
判例No. 1013
東京高等裁判所 平成18年(ネ)第1818号 相続権確認等請求控訴事件
事件番号 | 東京高等裁判所判決/平成18年(ネ)第1818号 |
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判決日付 | 平成19年5月30日 |
判示事項 | 「無償で子に財産を与える第三者が、親権を行う父又は母にこれを管理させない意思を表示したときは、その財産は、父又は母の管理に属しないものとする。」と規定する民法830条1項について、受遺者である子の親権者の一方が、遺言により他方の親権者の管理権を奪い、管理人を指定することも、同条により認められるとされた事例。 |
判例No. 1012
大阪高等裁判所 平成18年(ネ)第2970号 遺言無効確認請求控訴事件
事件番号 | 大阪高等裁判所判決/平成18年(ネ)第2970号 |
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判決日付 | 平成19年4月26日 |
判示事項 | 認知症により入院中の高齢者(91歳)の公正証書遺言について、認知症の症状が増悪していたこと、作成当時の体調が不良であったこと等から、遺言者が遺言能力を欠くものであって無効であるとされた事例。 |
判例No. 1011
東京地方裁判所 平成16年(ワ)第21091号 遺言無効確認請求事件
事件番号 | 東京地方裁判所判決/平成16年(ワ)第21091号 |
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判決日付 | 平成18年12月26日 |
判示事項 | 自筆証書遺言は、(1)遺言者が証書作成時に自書能力を有し、(2)他人の添え手が、単に始筆若しくは改行にあたり若しくは字の間配りや行間を整えるため遺言者の手を用紙の正しい位置に導くにとどまるか、又は遺言者の手の動きが遺言者の望みに任されており、遺言者は添え手をした他人から単に筆記を容易にするための支えを借りただけであり、かつ、(3)添え手が上記のような態様のものにとどまること、すなわち添え手をした他人の意思が介入した形跡のないことが筆跡の上で判定できることを要するとした上、本件の遺言者は自書能力を有していたとは断じ難い上、被告が本件遺言書作成の際にした添え手は、単に始筆、改行、字の間配りや行間を整えるため亡二郎の手を用紙の正しい位置に導くにとどまり、又は亡二郎の手の動きが望みに任され、被告から単に筆記を容易にするための支えを借りたにとどまるというものではなく、その筆跡上、被告の意思が介入した形跡のないことが判定できるようなものではないとして、遺言書を無効と判断した事例。 |